梅、桜、藤、あじさい・・・花が咲く。今は静かに咲く紫陽花、蓮の花(ベトナムの国花)を鑑賞する時である。日本的な宴会風の賑やかな花見は世界的には稀である。桜の花見で花見は終わったような雰囲気もそうである。花を日常生活でもよく鑑賞するのも日本的である。昨日の日本文化論では日本の「花文化」を話題にした。桜の花見の文化は日本以外には中国の大連、韓国にもある。意外にも広く愛される花は鳳仙花である。鳳仙花は朝鮮民族の花だと思ったが日本、韓国、中国、ベトナム、ネパールにも爪を赤く染める習慣と共に広くある。花束を交換するような文化は世界中広く行われるが、日常の中に花を飾る空間(床の間)を持つ日本の花文化は稀である。それを韓国の花学会で講演した時のある老女の失礼な反日的な暴言は忘れられない。
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