忙しい中ノンビリするような生活をしている。「伊豆の踊子」を読んでいる。(軍人)日記から(小説)文学への道を開こうとする。体験がある。それは絶対に存在する。しかし語らない、書かない、記録がないとそれは存在しないとされる。私は人に、この世にどのくらい存在するか。存在SEINするためにこのような文章を毎日書いているのかも知らない。偉人たちは銅像を立てる。スターリン、フセイン、毛沢東、金日成、蒋介石らの銅像が破壊、撤去された。政治家はこのような幼稚なレベルであると昨日の「観光人類学」の講義で話した。
世界で一番危険な、緊張関係の軍事境界線が安全に戻るようになると韓国で報じられている。緊張関係、南北敵対関係の板門店観光も変わるだろう。李良姫氏から『民族分断と観光』が届いた。広島大学大学院時代彼女に観光を人類学的にアプローチして博士論文を勧めたことを思い出す。当時は異例、変わったテーマであったが、今は時代に合っている。彼女はさらに高齢者による観光 についても述べている。 本を読むにつれて一緒に主要な文献を読み、議論し、ドラサン観光に同行したことなど深くかかわったことを思い出し、懐かしい。あとがきに感謝の言葉があった。嬉しい。
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李良姫『民族分断と観光』
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