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Channel: 崔吉城との対話
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年賀状

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 2016年用の年賀はがきの総発行枚数が約32億167万枚だったと発表があった。昨年より約1億枚少なかったという。我が夫婦に届いた年賀状は200枚弱、例年に比して少し減っている。高齢者と若者からのものが少なく、私と同年代か、やや下の年齢の方からが多い。古くからの付き合い、恩恵の授受関係、師弟関係、出版などの仕事関係が多い。中国の留学生からも年賀状を数枚いただいた。中には70枚も出したという留学生もいる。日本文化を理解して身に付けようとしていると思う。しかし韓国出身の知り合いは日本に長く住んで、もう半分は日本人になったと言っている人からは年賀状はきていない。形式主義だと無視しているはずである日本文化を身につけていないか無視しているのだろう。
 形式だけではなく形式が実践に作用する。多くの年賀状は決まり文句のような挨拶であるがそれさえ注意して読むべきである。余白の筆記も面白い。少し紹介すると90才の直木賞作家の古川薫氏「もう少し生きる所存です」、清水昭俊氏「10年先の将来計画などをニュースで耳にします、自分には関係ないな」、末成道男氏東アジア人類学関係動画として少しづつ整理公開します」、産経新聞の加藤達也氏「激励していただきありがとう」、堀マドカ氏「研究者としての姿勢にどれだけ学び、、、」など。

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