家具店をブラブラしてみた。大きい空間に多くの家具が陳列されている。しかし客は数人しかいない。寂しく、経営者の立場を考えてしまう。シャッターダウン、少子高齢化の現象が現実である。その危機に対処するよう入管法が改正され、労働者を受け入れるような新移民法が実行される。私も日本に来て住んでいるが居住地を選ぶ基本権は尊重されるべきであると思う。そしてこの入管法が単なる人手不足を埋めるために取り入れたのではないことを願っている。
元東京都知事の舛添要一氏は『文芸春秋』2月号で「人手不足と言いますが、安易に外国人の労働力に頼ってよいのでしょうか」と述べている。同感である。女性、知能、高齢者などが働けるようにすべきであるという。日本は後進国から明治維新「先進国」へ発展してきた。先進国とは文字通り経済だけの「先進」ではない。高齢少子化も先進すべきである。北欧のように人口が少なくても社会福祉が良い社会になるのも自然な国家の生きる道であろう。
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「先進国」
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