台湾から頼氏が老犬ミミに会いたいと言ってこられ、お見舞いなさるように会った。ミミは今便通で苦労し、家内は深夜マッサージ、浣腸処置などで眠らず介護した。私も眠れず見守った。何故か私はイヌの排泄物が汚物ではなくなったのである。介護が負担と感じない。以前のエゴイスト的な性格が全く変わっている。なぜ私がこのように変ったのか、どう考えても不思議。ミミと自分の高齢とを重ね合わせて考えるからでもあろうが、本気で愛するからである。愛犬は実に「愛されている」という実感がある。
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