今度の1泊二日の日文研の研究会、発表と聴講・討論に終始積極肯定的に参加した。日記、日傘などの発表、私にとっては生疎な、また新鮮な感もあった。学会研究会とは違って研究代表者井上章一カーラーの濃い、ファッションに絞られた研究会、私もその傾向に合わせ、露出ファッション、春画について発表した。老人男性のヌード以外女性の完全ヌードがほぼない韓国の春画をどうみるか。発表の中に特に「覗き」が聴者たちに印象付けられたようである。特に堀まどか氏は「春画を見ている自分自身が絵の中を覗くような構造」「覗きについて、是非、発展して書いていただきたいです!読みたいです」と言った。勇気付けられた。そして覗きの趣向があると思われる資料(写真)を送ってくれた。彼女と日韓で共同執筆が出来ればと思う。今度の研究会からの最高の収穫だった。
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「覗き」
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