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Channel: 崔吉城との対話
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有限は残酷

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 最近自分で話すことは多く人の話を聞くのは教会以外には少ない。昨日は92歳の古川薫氏の講演を取材の気持ちでメモをしながら傾聴した。彼は新聞記者出身の直木賞作家として全国的に知名度が高い。私は数回対談、講師としてお迎えし講演会を行ったことがある。先生は下関を小説の背景舞台として作家活動を続けている。市民に象徴的な人物として愛されている。
 彼は新聞記者時代を振り返って語った。活字時代、タイプライター時代、ワードプロセッサー時代、白黒時代、カーラ時代の印刷の発展とともに時代の変化、「見えない時間」について「人生に時間を定め有限は残酷」であると語った。私は彼が作家として時間をどのように掘り下げて考えるかに関心をもった。最近3時間の麻酔手術体験から浦島時間体験したといった。私は考える。麻酔、死によって時間は止まるということ、死点が永遠の時点か、復活か、永遠に生きる、再生など考える時間であった。
 

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