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Channel: 崔吉城との対話
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熱血説教

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毎週教会の週報の表紙に名前が載っていた名誉長老が先月亡くなられたことが分かった。私は下関に来てから知った人であるが、彼は私に説教を頼んで日程や聖句なども決めて準備をしたが突然中止といわれた。それは牧師の反対によるとのことであった。彼は長老として信頼性を失ないたくないので強く牧師に主張し不和となり教会を離れて行った。もちろんそれだけではない。牧師が全財産を教会へ献金するようにという説教を数回して、これも問題になり、かなりもめた。それは私も憶えている。つまり12年間、牧師と信者の葛藤が続いてきたのである。この教会は牧師、長老以外の人は壇上に上がれないという鉄則ができたようであり、女性は司会することもできないという。女性が壇に上がれないという男尊女卑の伝統の教会である。この記事を読んだアメリカのある牧師は改革しなければならないという。結局高齢者小人数の信者だけ残る教会となり経済的に立ちいかなくなり牧師も去ることになったのである。
 昨日ある在日名誉牧師が長生きの祝福をもって熱血説教をした。前牧師の2倍長く大きい声で高圧的であって私は久しぶりに韓国教会にいるような感じであった。老人に希望を与えるメッセージはよかったが、高齢者たちに韓国式の説教は受け入れがたい。教育の現場の授業方法は改革を繰り返し討論式、談話式などいろいろ工夫されているが、教会は閉鎖的な空間、特に神様を頼りに発展開発していないことが原因である。無牧の教会にとって信者自ら祈りあい、共に心を合わせて決心をし、建て直しと改革を成し遂げることが重要であろう。*写真は野生のツル

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