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Channel: 崔吉城との対話
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第5回目の「楽しい韓国文化論」

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昨日は私の76歳の誕生日だった。韓国から84歳の姉と息子が餅などを持って来てくれて嬉しい。姉は自作の農産物私の好物の生ピーナツ、漬物などを持ってこられた。朝から誕生日祝いのお花(写真:中村、藤川)、果物(王、宮)電話、メール、FB投稿など150余件があった。恐縮、感謝である。全員に丁寧な返信ができず失礼であるが、この場をかりて御礼を申し上げます。これからも見守ってください。
 大学にて講義を楽しくしてからまた第5回目の「楽しい韓国文化論」について会長の友松氏らと打ち合わせをした。9月に「釜山」をテーマにすることとした。特に釜山と下関は姉妹提携しており、下関日韓親善協会と東亜大学東アジア文化研究所と共催で行う。6人の講師を探している。私の良い講師の基準は一回だけの講演者ではなく、地方創生というか地域に生きるネットワーク、仲間作りの延長線上にある方を条件としている。もう一つは肯定的な協力者である。否定的で不満、不評、非難を多くいう人は禁物である。この話を数人の経営者にいったところ、彼らも人選の基準でもあると頷いてくれた。
 私は高齢者ではあるが、まだそれほどではない。長生きしている人たちの人生観に耳を傾けることが多い。多くの話は肯定的で楽観的な人が多い。私はネガティブな人にであった時壁を感じ、直すことを考えている。特に学生のネガティブな態度にはポジティブに変える方法を講じている。本人を尊重しその性格を生かしながら変えていくことが本当の教育であると思う。今年度私の主催の行事の一つに「死生観」をめぐる公開講座を予定している。仏教、キリスト教、民間信仰の専門の研究者が集まることになるのであろう。

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