昨日は早朝から夜まで体力限界の日であった。時々辛い唐辛子の苗や栽培の野菜をくださった教会員の老婦人が昨日86歳で亡くなられ、教会でお通夜があり夫婦で参列した。韓国から来られた教授が高齢者の私が朝から出勤し授業などを行っていることに感動したと賛辞を言ってくれた。彼は、定年後には好きな趣味生活をするか、病院に通う老人像をもっており、それとは異なるという。確かに老人は弱く、まともな仕事はでき難い印象があるが、強気老人も多い。老人は人生達観者としての判断力と勇気があり、改革する力があるのも事実である。鳥越俊太郎氏は私と同年、都知事選に出た。他の候補から高齢を指摘されて、がん闘病の病歴を生かし「都民に都政を取り戻す」と強気を見せている。世論を気にせず堂々と自分の考え方を披露している。老人でなければできないことである。
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