家内より家にいる時間が長くなっている。自然に主婦になっていく感がある。家内が帰る時間を待って窓から見下ろし、確認をすることもある。家内の仕事は相変わらず、むしろ忙しくなっていく。私は主婦になり、家内は「外の両班바깥양반」(主人)となっていくようである。私は家にいても研究の大変さを家内に強調することがある。10年以上使ったトイレの水が漏れて、調べると修理費8000円と書かれている。ホームセンターから200円ほどのパッキンを買ってきてきちんと直し、気分がさっぱりした。それを家内に自慢する。多くの主婦たちが帰宅した旦那に「家事だって大変だよ」というように。昔は主婦役や夫役が決まっていたが、今転倒している。
私が主婦役をしているような時が多い。冷蔵庫を開けながらぶつぶつ文句を呟くこともある。文句も言いたくなる。食料が見えるように配列し、古いものから食べるようにする。そこで自分の心が主婦を越えていることに気が付く。なぜであろう。主婦から姑になっていくような気持ちになる。キチンをキッチンとさせる心、つまり姑嫁関係になっていくのでかもしれない。新しい関係定立が出来上がる。「外主人(男)」が「家の内(女)」の役割転換も混合している。伝統的な「夫婦有(差)別」から「夫婦無別」へ社会は激しく変わっているといえる。
私が主婦役をしているような時が多い。冷蔵庫を開けながらぶつぶつ文句を呟くこともある。文句も言いたくなる。食料が見えるように配列し、古いものから食べるようにする。そこで自分の心が主婦を越えていることに気が付く。なぜであろう。主婦から姑になっていくような気持ちになる。キチンをキッチンとさせる心、つまり姑嫁関係になっていくのでかもしれない。新しい関係定立が出来上がる。「外主人(男)」が「家の内(女)」の役割転換も混合している。伝統的な「夫婦有(差)別」から「夫婦無別」へ社会は激しく変わっているといえる。