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Channel: 崔吉城との対話
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壁と共同体

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 モノや人は常に評価される。しかし、評価されるために、あるいは賞を受けることを目的として努力するべきではない。受賞は日々の努力の評価の結果である。いま大学では認証評価を気にする話がある。それは一定期間の話ではなく、常に普段の教育現場が評価されることであろう。昨日ワンアジア財団支援公開講座第6回目、鄭俊坤博士により「いま、なぜアジア共同体なのか」が行われた。研究者、市民、学生が参加したが、本大学の教員たちの参加は少なく、無関心のようで残念である。認証評価の趣意と実行の理解が間違っているように思う。シラバスなどをチェックすることだけと思ったら大きな間違いであろう。このような公開講座は評価の良い対象であり、評価の良いチャンスにもなりうる。
 鄭氏は国家という壁を乗り越え、人々の心の中にある内面的壁をを超えて、新たな共同体の形成に向かうために「アジア共同体」の講座を行うと。「一つしか知らないという人は一つも知らない」と多様性の意味を強調し、共同体の可能性を人口の少ないモンゴル人の例にして説明を長くした。開かれたアジア共同体、「地域的な概念に拘束されず、人間の持つ可能性を広げると同時に、豊かで多様な個性、伝統や文化が尊重されるための共同体であるべき」と新しいパラダイムの変換を願った。私は鄭氏と講義結果を以て文字と映像で残す方法について相談した。*鄭氏は写真の左から3つめ


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