私はアメリカが好き、家内は私にアメリカへの移住はどうかと言う。考えてみたい。深夜でもCNNから目を離すことなくアメリカ大統領選挙の中継を見ていた。アメリカ史上初めての女性大統領への期待がないわけではないが密かにトランプ氏を支持していた。それは彼への魅力だけではなく、8年間の執権、共和党への政権交代への関心であった。自民党の党首任期延長、朴クネ氏の憲法改正の話を聞くと李承晩、朴正熙などの三選狙いと破断の嫌な歴史を想起する。
オバマ大統領へは黒人大統領として活躍を期待した。チェンジ、イェスウィキャン(Yes,We can)のスピーチに魅了されていた。彼は選挙中の姿とは一変しておとなしく、アメリカの牽引力が弱まった。地位に安着している存在感に対して労働者たちは「何が変化なのか」と不満が高まった。私は女性大統領というイメージは朴クネ氏を見て薄くなった。トランプへもう一回チェンジchange変化を願った。結局当選した。妄言アレルギーを持っている日本からは異様な出来ことであろう。
手術後1年、朝7時下関済生会病院へ行き必要な検査を受け、阪田先生から心臓に異常なしと宣言された。一級障碍者から解放された。障碍者手帳などを全部返上することになった。1年間多く特恵を受けたことに感謝と何だか名残惜しいような気持ちが混ざる。ぎりぎり授業に間に合い、文化人類学の「性とジェンダー」の基本に関して近親相姦禁止incest tabooについてなぜ存在するかと疑問を投げかけて討論した。テレビでクィズプログラムで暗記知識が多いのが名門だという世間の風潮を非難して「考える教育」を強調した。学生には価値観と行動の変化を願っている。
↧
「偉大なアメリカ」 Make great again
↧