期末試験中、ある時間講師が訪ねて100点満点の問題を出したといった。その時間に私は変な試験を行った。15回の講義を振りかえって見せてから20分ほどの作文、そしてそれを持って3分スピーチ形式で発表させた。質疑、討論、口頭発表の能力を高調させる私の意図である。4か国の学生たちのスピーチコンテストのようであり、性の文化人類学、結婚、家族、差別など文化の比較の話があった。日本の虐め、韓国や中国の男尊女卑などが語られた。私は講義によって彼らの価値観の変化があったのか否かも評価基準に含めていた。日本の一般的な試験形式からずいぶん外れていると思われるかもしれないが私は長い教育経験からこのように教授法が改善(?)されることもよいと思い、かつ希望する。
昨日も印刷関係者とは新著の編集、私のホームページのリニューアル作業、ワンアジア財団の支援講座の映像編集作業が夜まで続いた。資料画像や資料音楽などを慎重に考え私が撮った写真を主に使うこととした。古い映像や画像をネット上公開保存して永遠に残すことも考えた。釜山東亜大学校の李教授と昼に送別昼食会をして大学の坂道を歩くのが楽ではなかった。家内は車で帰国する彼を港まで送り、映像編集に参加して助言をした。帰宅は遅かった。今日は編集会と読書会が行われる。
*写真はリニューアルHPメイン画面1960年台韓国東海岸