ワンアジア財団の理事長佐藤洋治氏の「未来へのメッセージ」のDVDと冊子100個入った段ボール箱が2個届いた。大学事務の人がこのかなり重い十キロ以上(?)のものを渡して、重いですねと一言言いながらも私の年齢では持って運ぶのは無理であろうとか、手伝おうという表情は無かった。困惑しているとき副学長の鵜澤先生が通りかかってお手伝いして下さり、感謝。映像編集をしている白君が1週間韓国へ行くということで港まで家内が車で送ってあげた。事務とは異なった温情はキャンパスにあふれている。
冷たい人間関係を「事務的」と言うがその「務」は冷静なことを意味するのか。そこに温情をどう加えるかは難しい。朴クネ大統領はその「務」に温情(知人)を注ぎすぎて大失敗になったのではないだろうか。昔私はあるインタービューを思い出す。韓国の日本村と言われた巨文島で日本時代の銭湯を続けて営業して失敗した人の話である。村人は全員知り合い、料金は後払いのツケになり集金が難しく結局廃業したという。事務的な人、温情のある人は共存できないのだろうか。事務的に親切な人が事務以外には無情でドライ、日本人の親切さが無情だといわれる。*写真今の下関雪景
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日本人の親切さは無情
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