私の人生は長いというと、明治や大正の方から笑われるかもしれないが實に長いのは長い。年代的には75歳は長くはない。しかし人の生き方や経験などによって長さは計り知れない点が多くあると思う。私が生まれた農村は石器時代のようなところであった。村で一番文化的なものは牛が引く馬車であった。木の骨組で4つの車が着いている。村の生活倫理はただ儒教、シャーマニズムが全部であった。1970年代セマウル運動の時までは電気がなかった。今私は先進国に住んでいることから考えると本当に長生きしていると思える。
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