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Channel: 崔吉城との対話
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クリスマス礼拝

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昨日クリスマス礼拝に参加した。私は1960年12月25日クリスマス礼拝の時洗礼を受けてから丸55年になる。クリスマスイブから深夜早朝キャロル回り、鐘が鳴り、礼拝がいかに感動的であったかを思い出す。今は信仰より習慣になっているようであるが、今度の病気を通して信仰心も回復した。昨夜わがリビングルームに幸福の木の花が満開し、香りが充満している。嬉しい。
 日本ではキリスト教の宣教が韓国より1世紀ほど早かったが現在普及率は1%未満の稀な宗教である。しかも信者も減っていく。私が出席する教会も百年近い歴史を持っているが20人弱の信者が出席する。昨日の礼拝説教時に牧師は世間ではクリスマス商魂騒ぎをしているがイエスがこの世に来た意味は知らない、その意味を説教し、教会学校の生徒たちによるトーンチャイムが演奏された。
 一般的ローマより西のキリスト教では12月25日にクリスマス礼拝をし、東(ギリシャ、ロシア正教会など)では1月6日がその日になっている。私は以前ロシア正教会で1月6日にクリスマス礼拝に参加しながら調査したことが数回ある。政治的な正教会、ジハードのテロイズムのイスラム、民族宗教のユダヤ教さらに多くの新宗教などが問題になっている。といっても存在する宗教をなくすことはできない。「多文化」主義は「他(異)文化」を理解することが大切である。クリスマスは異文化を理解するというメッセージにしたい。

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