ここは東京のど真ん中の帝国ホテル、昨朝久しぶりに日比谷公園を散歩し、フィリピンの愛国者ホセ・リサール像を見た。彼を調査するためにフィリピンに行き、発病したことを思い出した。イイノ会館に早めに付き、400余人が傍聴する国家基本問題研究所第5回日本研究受賞記念講演会に案内された。2時間15分の講演会が終わって5時半過ぎ別室で授賞式が行われた。記念写真の撮影、家内も一緒に登壇するようになり受賞式の写真撮影ができなかった。どなたか写真を投稿してくだされば幸いである。副理事長の田久保忠衛氏の審査過程、40人の候補者から選定されたという。続いて審査委員のお一人、東大名誉教授平川祐弘氏の講評、自民党の萩生田 光一議員、元文部科学大臣下村博文氏の祝辞、安倍晋三氏らの祝電などが披露されてから理事長の桜井よしこ氏からの授賞があった。桜井氏とは初対面であったが美貌、学歴、評論、スピーチ、ソフトな接待など完璧な方である印象を受けた。
ロバート・モートン氏が日本研究賞、私は日本研究特別賞で賞金と記念品をいただいた。花束は家内がいただいた。私の受賞の言葉として初めての大きな受賞の驚きをイントロにしてから、日本語の不足、不便さを常に感じている。それは私の障害ではなく、多くの日本語の先生、協力者を必要とする重要な契機となり、家内や出版社の協力を得るエネルギーになっていると語った。それが現場に臨んで感じた感謝のあいさつであって、拍手を受けた。産経新聞社長飯塚浩彦氏の乾杯の音頭で懇親会、そこが本場のように多くの人と会った。中には私の招待客として江島潔議員、ハート出版社長の日高裕明氏、伊藤亜人、真鍋祐子氏らを始め、鄭大均氏、テレビで顔を知っている方々、アイルランドやチベット出身の多くの評論家などに会い挨拶を交わし、口に食べ物を入れることは全くできなかった。
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日本研究特別賞式
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