猛暑日が続く。クーラーのない病院で死者が出たとニュースが流れた。しかし季節は変わる。田邊氏の農園からとれたまくわうりの味が夏の最後、我がヴェランダには真っ赤なハイビスカスの花が咲く、これで夏が終わると思う。鉢花を増やしてはいないが、成長してスペースをとり、玄関まで一杯になった。昔は鉢花が萎れ、枯れてしまったが今は上手くお世話ができるようになって長生きをしている。記念やお祝いにいただいた蘭類も増えつつある。ハエがくる花?(写真)が神秘的にも花が咲いた。どうしてこのように神秘的に美しいのか。誰の作品であろうか。自然の美しさに感動する。今精読している火野氏の戦争手帳の本『インパール作戦従軍記』を読んでいるが花名・樹名が多く出てきて楽しい。火の木、合歓の木、アカシアの並木・・・、芸者などが散見する。華麗なる旅行のようにも感ずる従軍である。軍人手帳によるものである。日記とは異なる。日記から読み取れる悲惨な戦争状況は少ない。
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