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Channel: 崔吉城との対話
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国籍

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 オーストラリア在住バクファソ氏の文である。私の友人の奥さんであり、移民研究者である。以前シドニー訪問して会い、韓国でも会って、私が売春の状況を説明しながら東豆川を案内したことがある。二人は、韓国の延世大、明知大学で移民学などを教えて、今再びオーストラリアに住んでいる。フェイスブックでよき交わりをしている。ここに朴氏の一節を紹介したい。
 
 私たち同胞が数十年、海外に住みながらも、当該国の市民権を申請して居住国の国民になると、祖国を裏切ることのように考えたが、韓国政府が居住国内の実質的な影響力を発揮するために市民権を申請するように在外同胞に勧める。最終的には韓国を愛する道だからだ。(要約)

 日本の在日同胞は状況が非常に異なるが、上記の内容は非常に衝撃的である。国籍とは運命的なものであり、簡単に変えることができるものではないだろう。しかし、海外在住が長く、離れた祖国の国民であることを固守しようとすることも再考する必要がある。在日は3,4世の歳月の間、言語風俗などが日本人でありながら韓国籍を持って<韓国人>だと主張しようとしている。日本国籍を取得すると、祖国を裏切ったという観念が非常に強い。考えてみる必要がある。


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