胡蝶蘭が満開した。スプレーボトルで私が咲かせたと自慢したい。自然な花の美しさに感動する。昔庭の石を持ち上げた時大きなムカデが居座っているのを見て驚いた。忘れられない。丸くねじられていて、怖い。黄色っぽい緑紫の洒落た美しいベルトのようであった。美しい姿になぜ恐怖感を感じたのか。否、人は戦火や火事に恐怖を覚えながらも見物をする。なぜだろう。私の疑問である。
雪の結晶体、花などは自然のままが美い。美が内装されている。花、密などは蜂へ、オスの美装は雌へ、女性の化粧は男性へと、餌と性の誘いと説明されるかもしれない。しかし自然はこのように美が内装されていると感じる。なぜか。神の技だろうと思う。
*写真は今朝の胡蝶蘭