「地上の楽園」呉文子氏寄稿
植民地と戦争の後にも日本人は「正直、勤勉」だという評判を残した。今の日韓の不和の件でも日本が正直であると信じられるか。必ずしもそうではない。最近の政治家の言動、裁判などから日本の正直さの信頼性はかなり失われた感がある。...
View Article「日本は良い国」
韓国から40数名の高校生と校長らが来校した。私は一言歓迎の言葉を語った。日韓関係が最悪とは言われても民間交流は良くなっていくという趣旨、外国・日本に初めてきたという学生もいて、私は長く住んでいて「日本は良い国」だと言った。その良いところを見てくれと言った。今回の日本旅行は無事に楽しいものであって欲しい。...
View Article「在日に、共生のために」
年度末に近くなり、振り返ってみる。「韓国文化論」「ワンアジア共同体」講義などで学生と市民に韓国について多く語り、論じた。日韓関係は悪いといわれる。韓国では日本嫌い、日本無視が造成されていくようである。国際化、グローバリゼーションに逆行する。日本で私は知人、付き合っている人とその状況とは変わらず平坦に暮らしている。日本を愛するから韓国を嫌う論理はない。...
View Article「本を読む少女像」と「慰安婦像」
私が俳句に関心を持っているとに聞くと日本人は笑うかもしれない。しかし日本の植民地であった台湾や韓国でも流行ったものである。イギリスのソネット、韓国の時調のようなものであるが、それらは文芸人のものであり、俳句のように民衆に広く愛されるものとはいえない。テレビのプレバトルは私の日本語の勉強の時間である。昨日は「慰安婦像」が登場したので注目した。お笑い芸人東国原英夫氏が「着ぶくれて 慰安婦像の...
View Article生きる目的
日本の男女ともに最高寿命を更新したという。私はその日本の男性の平均寿命に至っている。平均寿命までは長生きをすることこを内心希望していたのかもしれない。死を考えることが多い。長生きと関連して「生きる目的を維持せよ」(David G.Allan,Readers...
View Article胡蝶蘭が満開
胡蝶蘭が満開した。スプレーボトルで私が咲かせたと自慢したい。自然な花の美しさに感動する。昔庭の石を持ち上げた時大きなムカデが居座っているのを見て驚いた。忘れられない。丸くねじられていて、怖い。黄色っぽい緑紫の洒落た美しいベルトのようであった。美しい姿になぜ恐怖感を感じたのか。否、人は戦火や火事に恐怖を覚えながらも見物をする。なぜだろう。私の疑問である。...
View Article聖絵展
クリスチャンの少ない日本で聖絵展には観客が多く、展示室は静粛。礼拝より宗教的に感じた。静かに、鑑賞する人たちの姿を私はまた鑑賞する気持であった。地方都市で先進国の最高の教養と感じた。少なくとも美術と聖書に関する知識や関心がないと、鑑賞が難しいのではないかと思った。昨日北九州市立美術館でジョルジュ・ルオー(Georges Rouault,1871-1958)...
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