久しぶりに『サンダカン八番娼館・望郷』を鑑賞した。以前鑑賞していらい時々慰安婦と関連しても見たのでよく覚えている内容の映画であるが、新しく感銘を受けた。なぜだろうか。名作というものはそういうものであろうと再確認した思いだった。二部のゲストのトークショーの冒頭に絹代塾30回記念の挨拶に演壇に立った。挨拶は考えていた内容とは違った言葉になった。初めて見る人、数回見る人もいるだろう。名作とは棚に飾っておくものではない。鑑賞が繰り返され、考えていく中から名画は生きる名作と評価されるのである。性と貧困、戦争、差別問題などが貫いて描かれている。山崎朋子氏のカラユキの売春問題作として出版され、さらに映画化され大きく社会問題とされたのである。今の慰安婦問題以前の女性史から問題とされた。慰安婦問題問題もその背景を持つものである。
原作者の山崎朋子氏がゲストで来られる予定だったが体調不良。代わりに故熊井啓監督の奥様の明子氏が来られ、河波氏と対談形式で行われた。私は塾長として責任を強く感じた。山崎朋子さんは文筆家でもあり熊井監督をめぐる話、シェークスピアーの香りなどの話まで至った。彼女は熊井監督とは夫婦喧嘩はしなかったといい、楽しい時間ではあったが裏話、世間話のような話で終わった。イントロ的な私の挨拶の映画の問題作へ提議は参考にされることはなかった。
最近の流行りの裏話・世間話的なトークショーはレベルアップを考えなければならないと思った。
*写真は磯永氏撮影
原作者の山崎朋子氏がゲストで来られる予定だったが体調不良。代わりに故熊井啓監督の奥様の明子氏が来られ、河波氏と対談形式で行われた。私は塾長として責任を強く感じた。山崎朋子さんは文筆家でもあり熊井監督をめぐる話、シェークスピアーの香りなどの話まで至った。彼女は熊井監督とは夫婦喧嘩はしなかったといい、楽しい時間ではあったが裏話、世間話のような話で終わった。イントロ的な私の挨拶の映画の問題作へ提議は参考にされることはなかった。
最近の流行りの裏話・世間話的なトークショーはレベルアップを考えなければならないと思った。
*写真は磯永氏撮影