昨夜中国からの留学生らと夕食会を楽しんだ。年越しが気になるようになった。平均寿命に肉迫、戸籍上80、実年齢はもっと多く、年を感じるようになる。生まれたのは無知の地、そんな時代に生まれ、教養を身に着けようとしても足らない。そんな中、平凡単純な生き方をしてきたようだが、国境を越え、変わった生き方とも思える。
「罪と罰」のクライマックス、老婆殺し、虱のような人間を殺すという話、人権云々ではない社会と時代、生き方への挑戦的な小説、なぜ名作なのだろうか。殺人事件を探偵的に進めず、読者に疑問を持たせるプロット、長編のストリーを最後まで読ませる力。私も名作に挑戦してみたい。
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虱のような人間
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