300年以上、フランスの植民地だった北アフリカのアルジェリアのオランにおける1940年代のペスト、カミュの「ペスト」が「ベスト」セラーになっている。私も読んでいる。県知事布告の数時間前の人間関係の断絶などが今日本の緊急事態宣言の前と照らし合わせて映ってくる。ペストと闘う医師リウーを通して我々にどんなメッセージを送っているのか。生き残るためには人権、経済などは無視しても良いのか、政策に難題が多い。病気で死んで、経済で死んでいくのか、「ペスト」では悩んでいる状況が読める。それは悲惨な状況を単純にレポートするわけではない。それを超えて人間性、人類愛をどう持つべきであろうかを訴えている。