荊棘の道
昨日は簡易卒業式、心構えをして出勤したが卒業式は既に終わったという。例年の11時学長室によるつもりであったが1時間も早く学科ごとに行ったという。櫛田宏冶学長の「時代に先駆け社会を変革する」というメッセージが届いた。新型コロナウィルス感染症の世界的な流行の影響を受けて、卒業式を中止、書面にてお祝いのことばを伝えとた。...
View Articleスズメ群団
私のニックネームは「雀」、その私の傍にスズメ群団が寄ってくる。机の横、一メートルほどのベランダに来てくれる。人家近くに住みながら人への警戒心が強い親しい鳥である。米粒を撒いておく。5-6羽が集まって食べたり水を飲んだりする。嬉しい。教会の教壇に花を生けてきた。教会の庭に私が植えたソテツが大きくなり、他の木に悪影響しているのではないかと、心配して見たがそうとは思えない。葉を剪定した。...
View Article「ダブル延期」
火の山の花苑を見てきた。花の個性がなく、花模様のカーペットが山と海に繋がって視野に入ってきた。桜はまだ、別味の美しい景色が広がる。通信使の日記者が見て感嘆した日本の景色、サボテンに異様な視線、この景色は数百年前とそれほど変わらない。 築地市場の豊洲へ移設延期騒ぎでイメージが悪くなり、メディアであまりクローズアップされなかったがオリンピック延期でまた小池都都知事がクローズアップ...
View Article美化と高級化
下関大丸百貨店が大丸松坂屋として全館改装された。人口減少や高齢化が進み、さらにコロナ委縮期にも関わらずキャッシャーにはお客さんが多く並んでいた。東京からは遠隔地、古くは日本の国境の港町であったこの地の消費文化を見る気持ちで、買い物をするお客さんからは離れて見回った。...
View Article山本孝夫氏「硫黄島の奇跡 白骨遺体に巻かれたゲートル」
コロナ危機でも昨日8時前出勤、研究所で礒永氏から寄贈された貴重な著書、史料を私の研究に参考になるように整理している中、下関出身の有名な映画監督佐々部氏の死去のニュースが飛び込んできてショックであった。その後例年のように東アジア文化研究所所長の辞令交付式で辞令を受けた。感謝である。櫛田学長が所長室を覗きにこられた。 毎日新聞・下関版には懐かしい山本孝夫氏(88)の文庫本「硫黄島の奇跡...
View Article<新入生へ!>
コロナ感染者の急増の中、花見駐車場には「満車」の看板、そんな中、私と家内は教会の教壇に花を生けた。家内は一級の助手で楽しく生けている時に牧師は傍観し、私の美覚を称賛してくれた。生け花は自然の美の発見に過ぎない。空色、海の色、虹、夕焼けなどの美の発見、あまりも小さい発見に過ぎない。...
View Article「社会的Social distance」
新造語が次々と出る。意味が逆になったり違ったりする。たとえば挺身隊が「慰安婦」に、ステンレスが「ステーン」、休戦線が「38度線」、徴用が「強制連行」など間違っている言葉でも長く通用する語として生きるのが言語である。いま世界的に最もよく使われる「社会的Social distance」ということばもそうである。社会人類学では敬語と回避などの文化意識を指す。目下言われている社会的距離とはクラス,人種...
View Article