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Channel: 崔吉城との対話
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「ふれあい」

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WTOの事務局長選挙に韓国人兪明希氏が出馬したことを巡って日韓は対立する。「韓国人であれば韓国の見方をするだろう」という考え方が根底に横たわっているといえる。WHOのテドロス氏も自国の有利な発言をしているとみる、検察人事なども党派などの所属から判断するだろう、期待されている。判事や検察などが党派、国籍などによって判断するとは思わない。WHO、WTO、UNESCOなど国際的な客観性を重要視すべき機関がナショナリズム的に運営されるとは思えない。オリンピック選手は国家のために戦うようで自分との戦いと言える。敵対、競争が激しい今の時代に近代的な教育をしなければならない。私のこのような信条から、言動が誤解されることも多い。
 昨日、日韓親善協会の専務理事の伊藤巧氏が機関誌「ふれあい」を持ってこられた。下関市長の前田晋太郎氏の「親善交流に傾注してまいる所存」の次に私の「楽しい韓国文化論」が載っている。今の日韓関係は親善交流とは真逆であり、夢語りのようである。

 


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