ソウルの出版社から新著『植民地歴史を正しく見る』が届いた。嬉しい。民俗苑から10冊ほど出させていただいて、出版社の発展も感じている。デザイン、編集、カラー印刷の新鮮さから出版社と共に成長してきたような気がする。350余ページのハンディな本であり、今度は私が自ら植民地を調査して歩きながら思索したものが主な内容である。
日本植民地を対象に負の遺産を考察した。東アジアには「反日文化圏」がある。その核は韓国である。建築遺産を壊し、浄化運動を長く実施している。反日感情が一番強い国である。北朝鮮よりも韓国の方が強い。中国、サハリンなどではうすくなりつつあり、台湾、パラオなどで親日的である。旧占領地でも似ている反日と親日が強く、また薄れている所もある。イギリスを中心として西洋植民地も行ってみた。アイルランド、南アフリカなど後期植民地の国々は遺産の存在が多様である。日本に戻って考える。戦争を起こし、犯した国が被爆を以て被害国として変身している点も指摘した。これから読者と一緒に考えたい。
日本植民地を対象に負の遺産を考察した。東アジアには「反日文化圏」がある。その核は韓国である。建築遺産を壊し、浄化運動を長く実施している。反日感情が一番強い国である。北朝鮮よりも韓国の方が強い。中国、サハリンなどではうすくなりつつあり、台湾、パラオなどで親日的である。旧占領地でも似ている反日と親日が強く、また薄れている所もある。イギリスを中心として西洋植民地も行ってみた。アイルランド、南アフリカなど後期植民地の国々は遺産の存在が多様である。日本に戻って考える。戦争を起こし、犯した国が被爆を以て被害国として変身している点も指摘した。これから読者と一緒に考えたい。