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Channel: 崔吉城との対話
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植民地のレガシー

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 今まで東南アジアには逆季節に旅行したが、この度は真夏の旅であった。西日本の猛暑は雨季のカンボジアより暑い。ワンアジア財団の国際学会で数百人との出会い、100人ほどと話したり名刺の交換をしたりし、学会終了後は20人規模のプノンペン市内観光、10人規模のアンコールワット見学して深夜便で仁川空港へ、最後に数人の同行者と別れの挨拶で、乗り換え帰宅、全過程が終わった。このハードスケージュルをこなしたことに自ら万歳をしたくなった。ホームカミング、留守中に面倒を見てもらったベランダなどの鉢の葉は日焼けしながら、それでも伸びていた。中には古木から芽がでた棗が多く実っている。今日は山の日、連休中、お盆へと続く。
 国際会議に招待してくれたことに感謝したい。佐藤洋治理事長とは数回記念写真を撮りながら互いに苦労話を交わしたのは印象的であり、今も心に残る。彼はただのスポンサーではなく、アジア共同体への希望と信念をもって実行するリーダーである。彼のスピーチからそれを十分キャッチすることができた。私は国際会議に出ること以外にフランス植民地のレガシーを調査した。このカンボジアの学会の参加者にフランス植民地に関して話掛けても積極的な反応はなかった。二人ともガイドさんはフランスは侵略や強制支配ではなかったので怨念はないという。それより解放後の政権の悪政が話題になる。したがって刑罰と殺害の博物館と現場を展示するのが主になっている。それを観光化している。多くの国の自国の恥を言わず外国の侵略と植民地を以てナショナリズムを観光化しているのとは非常に異なる。ここにカンボジアの希望が見えてくる。これから発展するだろう。


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