昨夜恒例の関門海峡花火大会が行われた。朝から掃除、環境美化、観戦の場にゴザを敷くなど準備をした。カンボジアでの写真を見せるためにビューアーを調節しておいた。家内は韓国料理を作り、韓国東亜大学の李学春教授らを待った。李氏は家内の韓国料理に意外な感を漏らした。家内が日本人であり私の食べ物は日本化されたと思ったようであった。しかし家内の料理が韓国化されたことが異様に感じていると言いながら飽食するといった。彼はキリスト教の牧師になるために神学大学院生になっているという。韓国の牧会者たちに不満があり、自分自身で神学を学んでいるという。今日教会に同行することとなった。私の写真説明が終わり砲声のような爆音から花火が上がり始めた。我がマンションからは下関と門司の両側の花火が見えるが門司の方がより正面でありよく鑑賞できる。1万5000発の花火が打ち上がり、海峡の両岸を照らす光の競演を100万人以上が楽しんだ。毎年欠かず見ているが、変化が見えている。花火が名実に「花」の美しさが感じられた。西日本最大級の規模、大輪の花を咲かせた。距離的に近い下関からの爆音、ヘリコプターの飛行音が加わって調和しているように感じた。李氏一声曰く、釜山の花火より粗末だねと。花の美しさは日本文化の特徴であろう。ただ閃光と爆音だけだと戦場に似て怖くなる。
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