昨日2冊のハングルの本を探しに大学へ、研究室と研究所で探した。応接間も全て3か所で数日探してもでない。探せば宝物探しのようで嬉しいが、なかなか探せないといろいろと想像する。誰かが持っていったのではないか、いつの間にか捜査の心に変わっていく。なぜハングルの本がなくなるのか、研究書だから誰かに貸し忘れたのか…それに該当する人物像が浮かび、まるで自分が刑事にでもなったようになる。宝物探しや捜査は面白さと興味は似ている。早く探したら、捜査完了、濡れ衣もハレになるだろう。
昨日から馬関祭りが始まって釜山から大勢の人が参加している。その主催団体の中に中村八重氏が一行として来ている。昼食をともにしながら研究の近況を聞いていた。対馬観光研究の一環として下関の朝鮮通信使行列や実行などに関する調査に来ているという。古い教え子に調査資料から想像ことへ、今夢中に読んでいる夢枕獏氏の話から一句を話をした。舞う蝶を見て卵、虫、さなぎ、成虫への変化変身を考えるような研究者になってほしいと。今日は東京へ午後から映画上映会に参加する。