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Channel: 崔吉城との対話
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交流会

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  時間を守るのは私の鉄則であるが、2分も遅れて悔しい。私の速歩は以前より遅くなったようである。途中で速足で歩いたが坂道ではスピードが出なかった。30年も続く、キリスト教会の日韓交流会が昨夜大韓キリスト教会下関教会であった。6人の牧師など5教会から53人が集まった。説教は小倉教会の朱文洪牧師が「街の平安を祈れ」のタイトルで語った。長府教会の人形劇は見事なものである。黒幕の簡易舞台を作り、録音により音響とセリフで進行した。以前より洗練された。丁ミサジ氏の指導により家内も参加したチマチョゴリの韓国の踊りも良かった。
 各教会が料理を持ちより、共食する晩さん会であった。多くの人が集まっただけでも嬉しくテーブルを回りながら挨拶をした。日本に長く住んでも違和感があることは変わりはない。社交性がないのが日本人であるということである。特に牧師たちがそうである。キリスト教を含む宗教研究会のことを牧師に相談しても乗ってくれない。小数化、無牧化への道を下っていくのは当然のことであろう。私が所属している、主催教会の下関教会には担当の牧師がいない、いわば無牧教会である。それを心配するある牧師はなぜ私が登壇しないのかと。私が大学で市民に講座を公開する気持ちに反して牧師たちは閉鎖的な傾向になっており、教会は廃れていく。唯一の希望は小人数でも質を高めていくことである。


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