薬を服用している人のことを書くとプライバシー云々とうるさくなるだろう。私は真面目に食後に必ず薬を服用している。毎日11個の薬を服用する。永六輔氏は食事のフルコースの最終が薬だと言っておられた。薬を飲むのが日常の習慣になっている人が多いことを指す。私が20歳ころ肺結核になったことはしばしば書いたとおりであるが、当時私と同病の患者が多かったが薬が無く、死んだ人も多い。しかし私とほぼ同じに薬を飲んだ人も多かったが死んだ人が多い。彼らは薬を飲み、元気になったと感じて薬の服用を中止、そして再発をした人はほぼ死んだ。私は医師の言葉通りに医師がいいよというまで真面目に服用していま高齢になっている。生き残ったのは真面目さにあったといいたい。真面目さは無能力者のように蔑視されることもあるが、生かされる生死の要でもある。
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私の真面目さ
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