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Channel: 崔吉城との対話
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学生と教員の合作映像

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 今週の土曜日はワンアジア財団支援公開講座第6回目、鄭俊坤博士の「いま、なぜアジア共同体か」が行われる。彼は本財団の首席研究員であり、財団運営のキーパーソンとして支援大学の講義などを担当しながら世界を飛び回っている。「いま、なぜアジア共同体か」をとおして「ワンアジアとはなにか」を知る時間にもなるかと思っている。私は「ワンone」が何かに注目したい。どこまでがアジアか、境、線、空間、政治、国家、土、海、反西欧、共同体、歴史、戦争、植民地、公害など広がる世界の話になりうる。可能であれば現場で一緒に聞いてほしい。
 昨日は遅くまで研究室で第3回目、鵜澤和宏教授の講義「日本人はどこから来たか」の編集を終えた。鵜澤氏は東京大学大学院で考古人類学で博士号取得、科研(文部省研究補助金)などによりアフリカや中近東、そして現在はペルーで発掘調査を続けている。最近は韓国や中国への出張が多く、世界的な視野から語ったことを映像で収められた。講義の現場を本学の礒永和貴准教授が撮影、国際交流学科2年生の白成烈君が30余分の動画に編集した。学生と教員の合作である。
 

 


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