2020東京でオリンピックの確定宣言に「おもてなし」という標語を打ち出した場面は印象的であった。日本人から「もてなし」という言葉は異様な感があるのは韓国や中国であろう。昔私が韓国に住んだ時、日本から来られるお客さんに宿泊、食事などご馳走すると韓国の友人が日本に訪ねて行ってもコーヒー一杯もいただけないのになぜ世話をするかといわれた。それはもてなしの文化の差を意味するに過ぎない。人の付き合いでお土産、贈り物などは日本の市場が大きいのは事実である。韓国にはお歳暮やお中元などは日本に比べるほどはない。もてなしは接待文化にポイントがある。飲食接待文化がある。1次(ビール)、2次(焼酎)、3次(ウィスキー)に行われ、意識不明の脱魂状態になることが多い。最近接待に関する法律が制定されて話題になった。自由、健全なロビー活動や人間関係への制約となるという反感がある。去年の接待費は10兆ウォンであるという。もてなしのないドライな人間関係を作っていくのではないかと憂いがないわけではない。 :Y
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