久しぶりに藤中和岳氏と話をした。彼は「小倉魂」(?)という雑誌の下関版を担当するようになったという。関門を挟んだ文化圏を生かすという趣旨であり、私も賛成した。話中に下関の知人、友人の名前が多く登場した。彼は私に言う。自分は下関が地元であるが下関出身ではない私の方が自分より下関に知人、友人が多いのではないかと私の人間関係のネットを称賛した。その直後小倉から大久保裕文氏が訪ねてこられた。また話は人間関係のネットワークに広がった。また多くの地域名士、知人の名前が上がった。地域に生きるということは田舎侍のように布団の中で羽を広げるのではない。津々浦々英雄を掘り出して町づくりが行われている。地元から世界へ視線を投じるべきである。韓国は反日鬱憤、中国は高慢な中華思想、膨張するアメリカが視野に入る。暗い雲が寄せてきている。どう生きるべきか。先が暗い。
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