15回の講義が終了し報告書とDVDの編集作業を連日続けている。私が監督になったようにクランクイン、フェードアウトなどを支持し、林さんと白君が映像をカット、挿入などで編集する。1分弱イントロの主題曲が欲しい。オーケストラ団に関わっている釜山東亜大学校の李学春教授も加わって音楽を探した。アジアに広く愛用される名曲としてラビングユーかテレサテンの歌などが対象となった。版権申請などまで考える段階になった。数日間の作業で出来上がったものは3分ほどのもの、全体40分ほどのもので完成を目指している。今日は日曜であり、朝から続けるハードな作業、楽しく辛い仕事である。
私の監督の方針はストーリーによる内容の概要紹介のような方式ではない。まず興味のある面白さ、話題性と問題点、そしてなおかつ重要な重みで構成される。したがって全体の講義の内容、講師のパーソナリティなどが検討される。できれば見られる、読まれる、記録される、残る作品を作りたい。それは多くの映画監督がそうであるように今私はその心を体験するような気持ちなった。今映像や活字の文化が溢れる時代に残るものをと思っている。大学は学期末で学生の姿もまばらで活気がない。私の研究室だけは活気にあふれている。
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ラビングユー
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