私と一緒に東洋経済日報にコラムエッセーを書く呉文子氏の「蘭坡音楽賞」に関する新聞記事を読んだ。洪蘭坡氏が韓国で反日派によって親日派と非難される中の賞の話を堂々と書かれている。コメントなど、詳しくは次の寄稿文としたい。韓国はあまり「反日売り반일팔이」が酷い。韓国の新造語には抵抗感も好奇心がある。4月号「SAPIO」(15ページ)に私のインタビュー記事が28行載っている。記者がわざわざ東京から下関まで来られての記事としては短いかもしれないが、私の長く広い領域の調査、つまりサハリンから長崎までの調査結果の話でもある。それは親日とか反日とかに左右されない私の意見である。ただもう少し説明したいものがある。それは広島でMBCTV光復節記念プログラムの司会をした時のエピソードである。
広島民団の推薦で登壇した強制連行者として有名な尹氏に私が「強制連行されたのですか?」という質問に彼は「貧困で日本に希望してきた」という内容の話をして、録画が一時中断されたことがある。戦争が悪いという平和に逆らうとする人はいない。しかし戦争も平和のために(?)行われたという。帝国や軍人は戦争の参反のために戦ったわけではない。私は戦争期、貧困期に人が生きて来たその実態を知りたくて調査をしたのである。
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「SAPIO」「反日売り반일팔이」
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