成熟
韓国憲法弾劾裁判後集会は続いている。私は学生革命によって李承晩大統領が下野してからもデモが流行り、社会混乱が深化、朴正熙氏による軍クーデターが起きたことに失望したことをしばしば書いた。今それを思い出す。弾劾を訴えた側は朴クネを拘束しなさいという集会、また弾劾反対の集会の映像が映る。ある同僚から韓国に軍のクーデターが起きるのではないかと冗談まじりに言われた。私の痛みを刺す様な言葉である。...
View Article袋叩き
年度末人事異動の報道や話が入ってくる。同僚の中でも定年、辞職や転出などの話がよく耳に入る。関係ある組織の人はまだ会ってもいないのにすでに転出という。私は職場を多く変わってきたが、その離別と出会いの気持ちは十分知っているつもりである。特に「離別」は愛の感情がよくあらわれる時でもある。それが演歌の主題の一つでもある。...
View Article「閉塞感の打破」
新しく下関市長に当選されたことに下関ミュージカルの伊藤壽真男氏がフェースブックに投稿した。大いに同感である。彼曰く「若い力で」新しい市長になったこと「おおいに頑張って」、選挙期間中盛んに言われていた...
View Article地元
韓国や中国の学生にアルバイト費を上げても感謝の言葉がない。日本の礼儀作法からは非礼にも見えるかもしれない。考えてみると私も青春時代はそうであった。理解はできる。しかし教えたくなる。どう教えるか、それが教育の課題である。私も多くの失敗や未熟の時代があったが少しつつ成熟してきた。...
View Article「もったいない」イベント
メディアに乗り上手く利用しているいわば小池劇場、そのクライマックスかも知れない百条委員会の浜渦武生氏への聴聞をネットで視聴した。私も保守派かも。10年ほど前施策を問いかけ旋風世論を創り人気を集めて、市民は拍手ばかりしているように感ずる。汚染観念も時期によって変化し、「安定」であることを「安心ではない:不安」と呼びかけている劇の終末は今日の石原氏の発言で終わってほしい。...
View Article編集会議
世界的な科学雑誌のネーチャーによると日本の研究が低下し、中国や韓国が高くなるという報道がある。これも老化現象であろうか。研究環境が良いと思い、日本に住み始めたがどうすればよいのか。しかし、私の研究環境は悪くない。昨日は出版社の社長、印刷所の方と、日、韓でそれぞれ出版する2件の発行に関する編集会議を長く行った。...
View Article柳美里氏と初対面
春から冬への旅、空から見る南アルプスは雪に被われている。松本空港から馬車のようなスピード、多くの信号停止、それでもバスで30分で松本駅に着き、日本映像民俗学のメンバーたちと合流、大会は始まった。まず44年前北村皆雄氏が撮影した映像を見た。映像に出演された村老たちの感想、道祖神の現場を巡り、会場のお寺に着いたのは夕方、柳美里氏と初対面、並んで座って夕食は弁当、「冥界婚」鑑賞、早速壇上した。...
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