注目された籠池氏の発言を終始視聴した。安倍晋三首相夫人の昭恵氏の寄付金などもリアルに聞いた。私は政治的な参反とは関係なくすべてを素直に聞いて大いに納得した。それは私の率直な感想である。しかし驚いたのはメディアにより、それは大嘘という反応が多いことである。話をして嘘と言われるなら基本的な言語生活は破断になろう。逆に、私は人の話をうのみにしている未熟な者であると自ら失望している。実は私は人の話を鵜吞みにして詐欺されたことが数回ある。数百万円も。
今度の問題は、嘘か、否かではなく、自分に戻って考えたい。黙って聞いてくれた多くの人が私の言葉も本当か、どうかと思いながら黙っていると思うと恐ろしささえ感ずる。自己反省になり、危機感さえおぼえる。人の話を素直に聞かないのは警察や裁判官(?)など、職業的なものかもしれないと思ったが、多くの聞き手の日本人がそうであれば私は喋れないと思う。素直に聞かない言語文化が日本文化の一つの特徴ではないだろうか。しかし私は騙されても、詐欺されても人の話を素直に聞き続けたい。語る人と言葉への尊重心を持って。
↧
素直に聞くこと
↧