久しぶりに訪ねて来られたある会社の会長の経営お話、その「わざ」をお聞かせいただいた。彼は基本的には人との協力であり、自分から人に委ねることである。そのためにはその人への配慮、生活環境などを備えてあげる必要があるという。国家はどうであろう。自民党は強権的になっている。韓国には「権不十年(権力は10年続かず)」という諺がある。50余年続く政権はそろそろ交代すべき時なのかもしれない。
日本文化論では「日本が世界一」とうエズラヴォーゲル著『ジャパンアズナンバーワン』について話した。会社が生産だけを目的にするのではなく、非能力的であると言われる日本の終身雇用制について学生たちに意見を求めた。学生たちは社員として、会社と生活共同体になることを好むという。先週は日本は恥の文化という否定的な見方、今週は日本は「世界一」という肯定的。極端的に相反する日本文化論、これからが正念場であろう。
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『ジャパンアズナンバーワン』
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