昨日は30度の熱中の真夏日、研究所で本を整理した。大学の紀要に「沖縄の洗骨調査ノート」の原稿を渡した。1964年8月恩師の任晳宰先生に同行させていただいて、韓国西海の蝟島民俗調査をした時、7-8個ほどの墓群「草墳(チョブン)」を見た。それが韓国で初めての報告書になっている。1973年夏シルクロード史の長澤和俊教授(1928年生)を代表とする与論島総合学術調査団に参加、座葬を観察した。1975年3月29日に宮古島平良市下里では洗骨葬の現場を撮った(写真)。それをこの際公開することとした。編集担当の新谷明雲氏は山口県立大学の名誉教授の方である。彼と立ち話を長くした。夕食はソウルから来られた中村八重氏と書店を見てから「楓」で。私たちだけで独占、閑散としたシーモールの中だった。
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