後期の始まりの前までにと思い、まとまった時間で出版社編集者からコメントづきで送られてきた2冊の原稿を修正、推敲している。10月、11月は「楽しい韓国文化論」講座で忙しくなる。昨日は広域下関日韓親善協会の会長の友松弘幸氏と山口日韓親善協会の副会長の石本弘之氏と下関韓国教育院を訪ねて協力をお願いした(写真)。朴熙院長は同院での韓国語クラスが週いっぱいあり、日韓関係の悪化とは無縁で盛況であるという。日韓両国において民衆(世論)と政権とはかけ離れている。国会周辺では安保反対であっても、世論調査で圧倒的な反対であるにも関わらず与党は世論に負けると党が崩れるかのような危機を感じているようである。国会中継をみながら私は政府が主張する国家の存立の危機より今は党の存立危機を感じた。
9月号の「月刊朝鮮」に朴クネ大統領の妹の朴槿姈氏(61)のインタビューが載っている。私はそれを読んでもう一人の朴正熙大統領の娘の朴クネ氏とは異なる斬新さを感じた。槿姈氏が日本のニコニコ動画のインタビューに応じて話したことが韓国で非難されていると言う。インタビューの内容というより、大統領の兄弟でありながらなぜそのような媒体に話したのかが問題になっているよである。しかしその記事は私を感動させるに十分であった。父子、兄弟姉妹への愛情、民主主義による大統領への国民の協力、日韓国交正常化と日本に対する礼儀、特に韓国では日王と表現している「天皇」の称号など客観的で紳士的な発言の内容である。もう一人の女性大統領でもという期待感さえ湧いた。時代は変わる。日韓関係もこのような方々によって変わるはずである。
9月号の「月刊朝鮮」に朴クネ大統領の妹の朴槿姈氏(61)のインタビューが載っている。私はそれを読んでもう一人の朴正熙大統領の娘の朴クネ氏とは異なる斬新さを感じた。槿姈氏が日本のニコニコ動画のインタビューに応じて話したことが韓国で非難されていると言う。インタビューの内容というより、大統領の兄弟でありながらなぜそのような媒体に話したのかが問題になっているよである。しかしその記事は私を感動させるに十分であった。父子、兄弟姉妹への愛情、民主主義による大統領への国民の協力、日韓国交正常化と日本に対する礼儀、特に韓国では日王と表現している「天皇」の称号など客観的で紳士的な発言の内容である。もう一人の女性大統領でもという期待感さえ湧いた。時代は変わる。日韓関係もこのような方々によって変わるはずである。