前回手術台の生体から人間への過程を書いたが、ここでは人間から文化への過程に関することに触れたい。点滴から供給されたことから口から食べ物を味わうことはうれしかった。最初のスプーンで食べたお粥とヨーグルトの味はわすれられない。麻酔から覚めても基本的には再構成されていない。ただ復元であった。しかし変わったのは食欲の低調化である。
今日でまる15日間病院の心臓食を食べてわかったことも多い。病院では基本的には日本食を徹底している。私は子供時代の嗜好に戻っている。日本人であれば抵抗のない鰹節には食欲を失う。ただ日韓食文化の共通のお粥、のり、卵などにかぎられる。やはり私は韓国人であると感じた、人間から韓国人へ…。
今日でまる15日間病院の心臓食を食べてわかったことも多い。病院では基本的には日本食を徹底している。私は子供時代の嗜好に戻っている。日本人であれば抵抗のない鰹節には食欲を失う。ただ日韓食文化の共通のお粥、のり、卵などにかぎられる。やはり私は韓国人であると感じた、人間から韓国人へ…。