高齢者たちが会うと病気の話から始まる。昨日の昼食は地元の知識人の山口新聞の佐々木正一氏と文化協会会長の野村忠司氏と一緒だった。病院、服薬の話、自分自身で注射をする話もあった。私は大手術は受けても今だに採血は苦手、それほど健康が回復した。お二人は地元出身で40余年前に一緒に撮った写真を見せてくれた。お二人の若い時代の人物像は私には全く分からなかった。地元の有識者の前で、私は冗談っぽく地元の文化を発掘して出版しているのに山口新聞からの反響はないことを話した。
午後もう一人の地元の名人大越清美氏とホテルの喫茶店で茶話、92才の古川薫氏のお見舞い直後のニュースを聞いた。新聞に連載しながら長生きすること、羨ましく思った。私の高校の同級生のオーストラリア元シドニー大学教授で現在シドニー在住の韓国講座の校長を務めている友人からシドニーに講演に来ないかと誘いを受け、断れない、行きたい気持ちだけである。
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地元の反響を得ることは難しい
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