ブログなどには奇抜なアイディア、名言のようなことを書く人もいる。しかし名言は大きい業績や人格などを背景に成り立つものである。韓国の文大統領が独立記念日を1919年にするという名言(?)を言った。それには『月刊朝鮮』9月号に鋭い批判がある。私は決して学歴主義者ではないと思いながらも彼の発言やアイディアには「学識」が問題だと思ってしまう。彼は1919年から1945年間の歴史は植民地歴史ではなく、大韓民国の歴史だという。つまり日本統治を実際的に大韓民国の歴史として認めるということになる。それは左派を代弁しているのかもしれないが、妄言であろう。このような類が氾濫する社会、それが歌の歌詞にも出てくる「塵だらけのこの世相」であろう。
↧