今日は1月末日、昨日遅ればせながら新年会(?)、小倉教会の朱文洪牧師と昼食を楽しんだ。彼も私のようなニューカマー、日本生活の期間もほぼ同様である。彼は牧会、私は教育をしながら暮らしている。彼は主に在日を、私は主に日本人を対象にして生きてきた。共通点も多い。それはキリスト教である。しかし、昨日は食前の祈りはいつものように声を出しての祈りではなく、各自黙祷、日本社会を配慮した。彼は下関で一番景色の良い盛餐と言いながらビールを注文した。意外なことであった。牧師と教授が逆転したようであった。韓国の牧師は禁酒、禁煙であるから私が牧師のように感じた。彼が私より日本化されたように感じた。牧師は幼子からインテリまで知的レベルが混在している人を対象とするが、私は大学生以上のレベル、一応知識人を対象とするのとは対照的なことを感じ、彼の職業の難しさも、感じた。私は教会の話題はしなかった。彼は私も知っているある信者、最近97才で亡くなられた彼女は人と会う度に相手の年齢を聞いて、「まだ子供だ!」と歳で相手を抑えてから話を主導すると分析しながら懐かしそうに語った。私も老人癖もは控えようとはするが、昨日は韓国の発展過程を経験的に語ったことがやはり老人癖が出たような感がある。
第23回『崔昌華記念北九州人権集会』
題:「死者への手紙と永生園」
-強制徴用歴史的問題と在日居住権--
映画と発題
・映画解説「死者への手紙」 林えいだいさんの記録ドキュメント。
長崎近くの海底炭鉱に連行・強制労働させられ死んでいった179人の朝鮮人坑夫たち。生死さえ知らされず、何の報償も得られず、遺されたものたち。韓国、長崎、そしてサハリン--。死んだ男たちの無念の思いを胸に書き綴る渾身のルポ。九州朝日放送製作放映、91年民放祭教育部門最優秀賞受賞。
・発題者紹介
崔聖植(チェソンシク)北九州出身。司法書士・朝鮮植民地支配から始まる在日コリアンの居住権を訴える。
金貞子(キムジョンジャ)北九州在住。永生園語り部・筑豊炭鉱犠牲者納骨堂として建立された経緯を証言。
l 日時 2月11日(日) 15時-17時
会費なし(席上カンパあり) 駐車可
l 場所 在日大韓・小倉教会/西南KCC
(北九州市小倉北区大田町14-31 電話・FAX 093-521-7271
l 主催 北九州人権集会実行委員会/日本基督教団九州教区北九州地区
ヤスクニ・人権委員会
問い合わせ 川本(090-4349-1953) 兼崎(093-391-7055) 朱(093-521-7271)
賛同団体:外登法問題と取り組む全国キリスト教連絡協議会(外キ協)「NO MORE 倭乱!」実行委員会 八幡製鉄の元徴用工問題を追及する会 パトロ-ネ 北九州・在日朝鮮人教育を考える会 在日大韓基督教会社会委員会 (同)・西南地方会社会部 西南KCC 北九州共生文化講座・トラジ学園 全国教会女性連合会 西南地方教会女性連合会 全国青年協議会 小倉教会 (順不同・続いて賛同団体を募っています)