先日『WiLL』会社で高田岳志氏からインタビューされた記事が載った4月号が届いた。また月刊雑誌SAPIO4月号にも記事が載っている。拙著『慰安婦の真実』の出版からいる3か月、新聞、雑誌、TVなどに大きく報道されて嬉しい。地元の書店に平積みされ、販売されているが山口新聞に報道されただけで他の中央紙の地方版では一字も触れていない。
地元出身の有名作家や映画監督が言った言葉を想起する。地元から認められず都会に脱出して有名になってから我が地元出身と叫び、歓迎されると皮肉を込めて語っておられた。イエスも地元では死ぬまで認められたことがない。私は生まれ故郷を脱出、転居を繰り返し、下関に辿りついて、ようやく地元人に認められるようになりそうになっるようにたが地元の反感はまだありそうである。本来の地元人以外の人にとっては永遠なる臨時寄留地に過ぎないのだろうか。
今朝の山口新聞(2018.2.27)「四季風」に佐々木氏は次のように書いている。
韓国では、日本を悪く言う生き方が一番楽だとよく言われる。しかし、韓国出身の崔吉城東亜大学教授は、文化人類学者の一人としてそんな「世間に流される」生き方ができなかった。➧これまでも『韓国の米軍慰安婦はなぜ生まれたか』などの著書で、政治的な制約を超え、ありのままの真実を明らかにするため研究者の立場を貫き、韓国でタブーとされる史実に挑んできた。➧昨年12月に出版後、すでに第5刷を重ねるベストセラー『慰安婦の真実』は、その象徴と言えるものだ。戦時中、慰安所に務めていた朝鮮人の2年間にわたる日記を2年かけて精査し、そこから見えてきた実態を解説した。➧先日、下関で出版を祝う会があったが、韓国で政治利用され続ける慰安婦問題だを扱う同書「世に出すことに躊躇がないわけではない。しかし同時に、あえて出す意味があると思う」と語る著者の勇気に大きな拍手を送った。➧平昌五輪が終わった。銀メダルを得ながらも、競技会場で国旗を前に、観衆に何度も土下座せざるを得なかった韓国選手の姿をテレビ映像で見た時、なぜそこまで選手個人への魔女狩りめいたバッシングを浴びせるのか。崔教授の著書がそこにかぶさった(佐)。
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