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Channel: 崔吉城との対話
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新学期「初の授業」

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 「最後の授業」とは日本植民地教育として、戦後韓国の教科書にも載っており、ながく教育されたものである。それは70年代末頃に不載になった。国語を愛するイメージが強い。しかしドーテの原作は、フランスの方言からの話であった。それが日本と韓国ではそれぞれの「国語愛」に利用されたのである。昨日の私の新学期「初の授業」は多少緊張した。人種や民族が多様である。日本人は一人もいない。20余名、韓国、中国、ベトナム、ネパールの学生たちに共通語は何にするか、戸惑った。まず聞き取りテスト、それは私の旅行中の失敗談の3分スピーチであった。笑うところが理解のポイント、私が楽しむ「笑点」番組に焦点を当てた。家内と一緒に「笑点」を見ながら私が笑えない部分が私の日本語の未熟さ、理解度のバロメーターになる。学生にその笑点を求めてみる。*写真大学ホームページから


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