日本に住むことは日本文化をこなしていくことでもある。日本に移り住み25年、日本の民俗を知っているつもりの私が初めて内祝いという日本の贈答文化に向き合った。お見舞いなどをいただいた方々のご厚意に感謝の気持ちを伝える退院祝の「内祝」である。韓国にはない便利な文化様式である。日本に長く住んでも、あるいは日本に生まれた在日からも聞くことの少ない日本の文化であろう。韓国では受験合格などの嬉びには「自祝」として親しい人たちでパーティをすることはある。しかし、文化として形にはなっていない。もともと日本の「内祝い」もお返しの意味よりは自ら祝い、つまり自らおめでたい事があったから喜びの気持ちでパーティを開くようなものであったという。その点では韓国のものと元は似ている。しかしデパートの贈り物コーナーでその様式や品物などがそろっていて対応してくれるのを見て日本文化を改めて認識した。
日本の冠婚葬祭に参加してお返しをいただくことは常であるが、昨日私は入院と退院を経て日本文化を実習するように内祝い品を選んだり、送る手続きをしたり具体的に文化を体験したことになる。このような日本文化を煩わしく思い守らなくとも構わないという人もいるが、私はそれが日本に生きるということだと思っている。このような文化に対してつまり、韓国の自祝パーティや日本の贈答文化を無視する人もいるが、表現したいことを形にしたのが文化である。それは機能主義とも言われる。私は今、一所懸命文化を身に付けようとしているのかもしれない。
日本の冠婚葬祭に参加してお返しをいただくことは常であるが、昨日私は入院と退院を経て日本文化を実習するように内祝い品を選んだり、送る手続きをしたり具体的に文化を体験したことになる。このような日本文化を煩わしく思い守らなくとも構わないという人もいるが、私はそれが日本に生きるということだと思っている。このような文化に対してつまり、韓国の自祝パーティや日本の贈答文化を無視する人もいるが、表現したいことを形にしたのが文化である。それは機能主義とも言われる。私は今、一所懸命文化を身に付けようとしているのかもしれない。